埼玉県
狭山
Sayama
「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と茶摘み歌に詠まれる狭山茶は、関東を代表する銘茶。鎌倉時代に慈光寺の僧侶が栽培を始めたとされる。日本の商業的な茶産地としては北限に近く、寒冷な気候で育つ肉厚の茶葉を「狭山火入れ」と呼ばれる独自の強い焙煎技術で仕上げることで、甘く香ばしい独特の風味を実現している。
標高
50–200m
緯度
35.85°N
気候
関東平野の内陸性気候。冬季は乾燥した北風(からっ風)が吹き、寒さが厳しい。この厳しい冬が茶葉を肉厚にし、狭山茶独特のコクを生む。年間平均気温は約14℃、年間降水量は約1,400mm。日本の経済的な茶産地としては北限に近い。
土壌
関東ローム層の火山灰土壌。水はけが良く弱酸性で、茶樹の栽培に適する。武蔵野台地特有の深層土壌構造を持つ。